自分の経験を通じて得たものは、株式の運用は怖がらずやるべきだということです。
特に投資経験のない初心者は、株式の運用は敷居がかなり高いと思いますが、思い切って投資を始める事をお勧めします。
株式投資をするメリットは大きく分けて2つあると思います。
まず、一つ目は大手銀行、郵便局の定期預金にお金を預けていてもまったくお金が増えないからです。
日本は2022年5月時点でアメリカと違ってゼロ金利政策を維持しています。
当然、大手銀行、郵便局の定期預金の金利は年0.002%しかありません。
100万円を預けていても、年間の税引き前で20円にしかなりません。
ですが、株式においては年の配当利回りが3%以上の銘柄はいっぱいあります。
例えば、大手都銀の株式の配当利回りは2022年5月18日時点では約4.4%~約5.6%で、100万円預けていて年間の税引き前で4万4千円~5万6千円になります。
大手船株なんかは配当利回りが約3.2%~約10.3%という破格の配当利回りを出しているのもあります。
これだけ銀行預金と株式の配当利回りに差があるのにそれでも銀行預金にお金を預けていますか?
もちろん株式は元本が保証されていませんが、配当目的で株を買う場合は、株式相場が大暴落してどの株も軒並み安くなった時を狙ってお目当ての株を買ったらいいんです。
株式相場は年に大体1回か2回は大きな暴落がありますし、今はアメリカが利上げを積極的にしていますし、大規模なQT(量的引き締め)も始めようとしている時なので、今後アメリカ株安の流れで日本株もつられて安くなる場面が必ずあると思いますので、これから株式投資をする方はチャンスが到来すると思います。
株式投資をするメリット2つ目は、インフレ対応です。
5月16日に発表になった企業物価指数は4月は前年比で+10%でした。
企業物価指数とはその字のとおり企業のインフレの度合いを計る指数です。
企業物価指数がこれだけ高いと、すでに始まってはいますが企業は今のインフレに耐えられなくなり、いずれ消費者への商品価格の大幅な値上げに踏み切らざるをえないと思います。
消費者のインフレ度合いを計る消費者物価指数は3月は1.2%ですが、先ほど言った理由で企業が今後大幅な値上げをせざるをえないので今後は消費者物価指数が上がってくると思われます。
すでに、身のまわりの品の値上げが色々すすんでいますが、本格的な値上げはこれからだと思われます。
このようなインフレがひどい状況で銀行の定期預金にお金を預けていても、インフレ分をカバーできません。
インフレにはコストプッシュインフレとデマンドプルインフレという二種類あり、コストプッシュインフレとは原材料や資源価格の上昇による資源インフレでデマンドブルインフレとは需要拡大によるインフレで、本来株式にメリットがあるのはデマンドプルインフレの方ですが、現在のコストプッシュインフレの時は資源価格の上昇のメリットがとれる銘柄である商社株などが有望です。
最後に、お金の運用において最大の間違いは投資をしない事だと思います。
多くの日本人は、お金が増えない銀行の普通預金や定期預金に預けています。
その理由は、多分投資の仕方を勉強していないことが理由の一つだと思います。
投資の方法がわからないままチャレンジしてしまっては、失敗して、もう投資は懲り懲りと考えてしまいます。
日本人は投資をしなくても、周りの人も投資をしてないので安心しています。
それでは、社会的に失敗しているといえます。
お金の運用において最大の間違いは投資をしなことです。
今、世の中では投資の勉強ができるYouTubeや投資の本やネット上での情報はたくさんありますので、投資の勉強して積極的に資産運用で投資をおこなっていきましょう。
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